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Tel 072-235-0090

回復期リハビリテーション
病棟について

ご本人及びご家族のご意見・ご希望を反映しながら、多職種のスタッフがチームを作り、一日でも早く在宅復帰していただけるよう365日体制でリハビリテーションを提供しています。また、退院後も、外来や訪問リハビリテーション、頌徳会グループ施設でのデイケアなど、フォロー体制も充実しています。

日野病院回復期リハビリテーション病棟の特徴

法で定められている一日最大量の、良質で効率のよい満足度の高いリハビリテーションを365日体制で提供します。

個々の患者さんの状態に合わせ、リハビリテーション総合実施計画書を作成し、リハビリテーション室や病棟において、適切なリハビリテーションを提供します。

理学療法・作業療法・言語聴覚療法の3部門があり、リハビリテーション医学を専門とした医師と看護師、医療相談員などの多職種と患者さんでチームを構成しています。

日野病院の考える回復期リハビリテーションとは

「治る力」を引き出すのがわれわれの責任であり使命です。

当院では急性期を扱う病院で治療が一段落した方と、外来からの入院の患者さんの必要な治療を行いつつ日常生活が送れるようになるまでのリハビリテーション(回復期リハビリテーション)を行っています。

時代が変わって少子高齢社会になりました。病気が安定すると「安静にしてください」ということになります。しかし、この安静が身体を動かなくしてしまうことに注目され始めています。そこで、前記「回復期リハビリテーション病棟」ができました。当院もこの考え方に基づき、900m2のリハビリテーション室に80名以上のリハビリテーション専門職員を備えて多くの方の日常生活機能を回復させてきました。

病状や生活環境は千差万別であり、生活能力回復のためにはそれぞれの方に合った医療、リハビリテーションを考え実施します。このとき大切なのは個人の人格の尊重です。

さてここで、驚くような症例をここに書いておきます。脳卒中の後遺症による重度の歩行障害の方がおられました。その方が行っていたリハビリテーションでは平衡感覚及び協調運動に関してプラトー※を迎えていました。ご本人は「自転車に乗ってみます」と話され、私は「そんな危険なことはやめてください」と言ったのですが、日常生活まで管理することはできません。個性的な方で営々と自転車の練習をされたようです。そしてついには病院の外来に「自転車で来ました」ということになりました。何がこのような奇跡を起こしたのかはわかりませんが、患者さんの個性を尊重したことがプラスに働いたことは確かだと思います。彫刻を仕事にされている方でしたが、作品の質も上がったそうです。

このような例は稀有ですが、心肺機能の低下した高齢者の方に身体に合ったリハビリテーションをしていただくと日常生活が支障なく行えるようになる例は枚挙に暇がありません。一昔前の「安静に、安静に」では「寝たきり」になっていた方です。

このように人体には計り知れない自然治癒力が備わっています。これこそ老後の疾病には有効な切り札です。うまく引き出せば想像以上の回復が見られるこの「治る力」を引き出すのがわれわれの責任であり使命です。

※プラトー:機能回復過程における一時的な停滞状態

病棟のご活用状況

入院データ(平成28年4月~平成29年3月)

平均在院日数

退院先

疾患内訳